sticky vision Ltd. | 「自分には関係ない」は通用しない!すぐに従業員の語学力を高めたい社長が実行すべき3つのポイント
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「自分には関係ない」は通用しない!すぐに従業員の語学力を高めたい社長が実行すべき3つのポイント

「自分には関係ない」は通用しない!すぐに従業員の語学力を高めたい社長が実行すべき3つのポイント

ご相談内容

ご相談者
これから海外事業に本腰を入れて取り組んでいきたいのですが、社内には英語や中国語に堪能な従業員が少なく、海外事業への積極性に欠けている状態です。従業員に語学力を高めてもらうために、会社として何に取り組めばいいでしょうか?

Thinking outside the box…

海外事業を行っている会社でも、高い語学力が必要なのは一部の従業員に限られる

外国語に堪能な人材を内部で育成するのは、時間とコストがかかる。緊急性が高いなら、外部から雇う

まず、会社のトップが率先して外国語を学ぶ

 

1. 従業員の語学力向上も「費用対効果」の観点から取り組む

ビジネスで求められる語学力を身につけることは、趣味で語学を学ぶこととは全く違います。語学力を身につけることで、ビジネスにどのように役立てる(役立てたい)のかという明確な目的がなければ、限られた時間で、効果的な学習はできません。

さらに、海外事業に力を注いでいる会社であっても、すべての職種において高い語学力が求められるわけではありません。語学に関連するビジネスを行っているのではない限り、会社に必要なのは語学のプロフェッショナルではなく、職務を遂行するのに「必要十分」なだけの、語学力を含むスキルを持ったビジネスパーソンです。

従って、これから海外事業に注力する会社においては、高い語学力が求められる職種・役割にすでに就いている、あるいはこれから就いてもらいたい従業員に限って、語学力を高めるための施策を講じれば十分です。

 

ご相談者
ふーん、大手の日本企業では、英語を公用化しているところもあるけどね。
廣世
そういう企業では、全ての従業員に語学を学ばせるという「コスト」に見合う「成果」が得られるからでしょう。費用対効果の観点を無視した英語公用化には、何の意味もありませんから。
ご相談者
確かに。それなら、うちの会社には必要ないな。
廣世
もしかすると、英語ができない人は自己責任で学べ、という突き放したやり方なのかもしれませんが。
ご相談者
そんなの、うちの会社では無理だよ。辞められたら困るし。

 

2. 語学力の高い人材を「育てるコスト」と「採用してくるコスト」を把握する

廣世
社長が従業員の皆さんに求める「語学力」のレベルって、どのくらいですか?
ご相談者
うーん、英語とか中国語で、不自由なく意志の疎通ができることかな。
廣世
現時点でまったく話せないなら、そのレベルに達するまで少なくとも2〜3年はかかりますね。
ご相談者
そんなに待てないよ。
廣世
それなら、外部から雇うのが早いですね。採用に関するコストは、必要経費だと割りきって下さい。それと並行して、語学力が必要な従業員の方々に習得してもらうためのプログラムを始めるといいですね。外国語に堪能な方が身近にいれば、学習意欲が増します。
ご相談者
そのプログラムだけど、語学学校に通う費用を会社で一部負担するとか、金銭的な補助だけでいいの?

 

語学力の向上には「毎日の反復」が不可欠です。週に数回、数時間程度のレッスンでは、飛躍的な上達は望めません。語学学習を支援するプログラムの設計に際しては、金銭的な補助に加えて、対象となる従業員の方々が語学学習に割く時間を毎日取れるように配慮する必要があります。

加えて、このプログラムは、業務上の必要性に基づくものです。定期的に成果の測定、つまり語学力が向上しているかどうかのチェックを行う必要もあります。この場合、日々の実務で外国語を使う状況を増やし、求められる仕事の成果を上げているかを確認するのが効果的でしょう。

例えば英語の場合、TOEICテストなどの結果を「学習成果」の参考にするのは構いませんが、TOEICテストで測れる「ビジネスに必要な英語力」は、一部に過ぎません。あくまでも本来の目的は、海外事業を推進するのに必要十分な外国語のコミュニケーション能力を獲得することです。TOEICのスコアアップと、本来の目的が混同しないよう、注意が必要です。

 

3. 社長自らが外国語を学ぶメリットを知り、活用する

廣世
社長は、日本語以外の言語は話せますか?
ご相談者
・・・英語は、少しだけ。
廣世
例えば、海外の取引先の社長と、英語で商談することはできますか?
ご相談者
それは、通訳がいないと、無理。
廣世
では、まずは社長から、英語を学んでみてはどうですか?
ご相談者
え!!

 

社長と経営幹部が率先して「外国語の学習」に取り組んでいるかどうかは、従業員の方々の学ぶ意欲を大きく左右します。実際に、流暢に話せるまで習得するかどうかは、ここでは関係ありません。会社のトップ自ら、「自分には関係ない」という態度や、「やりたいんだけど時間がない」という言い訳を手放すことが重要です。

責任のある立場で日々の激務をこなし、語学学習に費やせる時間が限られている方々が、たとえ短い時間であっても毎日、主体的に外国語の習得に取り組んでいるという事実は、ポジティブなメッセージとして社内に伝わります。

さらに、外国語を学ぶことで、日本語との構造の違いを知ることができます。その知識は、たとえ通訳を通して外国人とコミュニケーションを取るときであっても役立ちます。

 

ご相談者
もういい歳だから、若いときのようには言葉を覚えられないなぁ。
廣世
私たちの脳には、使えば使うほど働きが良くなる「可塑性」がありますから、大丈夫ですよ。毎日続けさえすれば。

 

 

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