sticky vision Ltd. | 限られた時間でも質の高い情報が手に入る、海外市場のリサーチに絶対欠かせないオンライン情報源6選
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限られた時間でも質の高い情報が手に入る、海外市場のリサーチに絶対欠かせないオンライン情報源6選

限られた時間でも質の高い情報が手に入る、海外市場のリサーチに絶対欠かせないオンライン情報源6選

ご相談内容

ご相談者
健康食品の製造販売業を営んでいます。海外市場への進出を検討するにあたって、対象国やその周辺国の経済状況を俯瞰できる統計データを探していますが、お勧めの情報源があったら教えて下さい。

Thinking outside the box…

英語の情報源にアクセスすることで、質の高い大量のデータが入手できる

 

最低限押さえておくべき海外の統計サイト

廣世
すべて英語になりますが、日本で市販されている統計資料集や海外データブックでも、しばしばデータの出典元として名前が挙がっている、海外の良質なサイトをご紹介します。

 

1. CIA – THE WORLD FACTBOOK

https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/

アメリカ合衆国中央情報局(Central Intelligence Agency, CIA)が公開している国別データです。
シンプルなフォーマットのレポートで、歴史、地理、人口動態、政治・経済、資源、インフラ、交通、軍事力の概要が分かります。

 

2. IMF – WORLD ECONOMIC OUTLOOK DATABASE

http://www.imf.org/external/ns/cs.aspx?id=28

国際通貨基金(International Monetary Fund, IMF)が公開している世界各国の経済統計データベース。半年ごとに更新されています。
1980年以降の統計データに加え、最長で2020年までの予測値がエクセルに対応した形式でダウンロードできるので、グラフを作成するときに重宝します。
時系列でデータを分析したり、他の国や地域とのデータ比較を行うときには欠かせないサイトです。

 

3. OECD FACTBOOK

http://www.oecd-ilibrary.org/economics/oecd-factbook_18147364

経済協力開発機構(Organisation for Economic Co-operation and Development, OECD)が公表している統計データ。集計対象はOECD加盟国のみですが、CIAのWorld Factbookよりも広い範囲で、データを提供しています。
家計収支、物価・価格、労働、教育そして健康に関するデータは、海外市場で小売業やサービス業の展開を検討するときの参考になります。

 

4. UNITED NATIONS STATISTICAL YEARBOOK

http://unstats.un.org/unsd/syb/default.htm

国際連合(United Nations)が公表している統計データ。農作物や加工品の製造量データや、環境関係のデータ、観光に関するデータなども載っているのが、他のソースとは違うところです。

 

ご相談者
これだけのデータを分析することを考えただけでも、もう十分って感じです(笑)
廣世
お腰が引けてしまったところで恐縮ですが(笑)あと2つ、グーグルが提供している便利なサービスがありますよ。

 

5. Google Public Data Explorer

https://www.google.com/publicdata/directory

このサイトでは、各種の公開データを使って、簡単にグラフを作ることができます。
例えば、さきほど紹介したIMFのデータを使って、一人あたりGDPのグラフを作ると、こんな感じになります。

 

ご相談者
へー、グラフの種類や期間を変えたり、グラフをウェブサイトに埋め込むことも簡単にできるんですね。
廣世
作業効率が上がるので便利です。ただ現時点では、日本語で利用できるデータセットが少ないので、英語での利用がお勧めです。

 

6. Google Scholar

https://scholar.google.co.jp

最後は、世界中の公開論文のデータが検索できるGoogle Scholarです。
通常の検索エンジンと同じように、キーワードを入力して論文が検索できることに加えて、あらかじめキーワードを「アラート」に登録しておくと、該当する論文がインデックスされたときにメールで通知してくれます。

 

廣世
御社の健康食品に含まれる成分でアラート設定しておくと、その効用に関する最新の論文などもチェックできますよ。
ご相談者
これは便利ですね。商品のプロモーションにも利用できそうです。

 

統計サイトの利用には「一貫性」が必要

一つ注意すべき点は、複数の情報源から入手した同種のデータに「差異」があることです。

例えば、「一人あたりGDP」という頻繁に使われるデータでも、CIA World FactbookとIMFのデータは違っています。これは、それぞれの機関が、それぞれ異なった前提や仮定を使って、数値を計算しているためです。

どれかが正しくて、どれかが間違っているということではありませんが、複数のソースから入手した同種のデータが、同じ企画書や事業計画書に盛り込まれていると誤解を生む原因になります。「この数値、この前の資料と違ってるけど?」という指摘を受けるかもしれません。

情報の使い方、見せ方に合わせて、統計データのソースを選んだり、特定のソースを使い続けることで、このような誤解を避けることができます。
例えば、単年度の比較にはCIA World Factbookの直近データを使い、複数年の比較にはIMFの時系列データを使うなど。
このとき、データの出典をしっかり明記しておくこともお忘れなく。

 

ご相談者
こんなに大量の統計データが、無料で公開されているんですね。
廣世
90年代後半までは、質の高い統計データは図書館へ行って大量にコピーしたり、お金を払ってシンクタンクや大手銀行のリサーチ部門から入手するものでしたけどね。
ご相談者
しかし、これだけのデータを整理して読み解くのは大変だなぁ。分析作業、手伝っていただけますか?
廣世
もちろんです!

 

 

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