sticky vision Ltd. | 無料ブログの未来は暗い?スモールビジネスのベストな情報発信媒体とは【後編】
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無料ブログの未来は暗い?スモールビジネスのベストな情報発信媒体とは【後編】

 

前回の記事では、無料ブログとホームページ(ウェブサイト)を別々に作るのではなく、「ブログ機能を持った、商品やサービスを販売するためのウェブサイトを作る」というのがベストの方法であるとお話しました。

今回は、改めてスモールビジネスの情報発信媒体としてブログとウェブサイトを作るときに考えられる選択肢を挙げて、それぞれのメリットとデメリットを整理していきます。

 

なお、弊社のコミュニケーションデザイン業務では、ご予算とリソースの許す限り「ブログ機能を持ったウェブサイトを作り、定期的にブログ記事を投稿する」ことをお薦めしておりますが、

なかなかブログを更新する時間がない、あるいは既に無料ブログを持っているという場合には、「ブログ機能を持ったウェブサイトは作るが、ブログ記事を投稿しない」という選択肢や、無料ブログとは別にウェブサイトだけを制作することにも対応いたしております。

 

目次

(もし以下のリンクが機能しない場合は、お手数ですがページを再読込してください)

1. 無料ブログサービスを使うケース

a) ウェブサイトを作らない場合
b) ウェブサイトを作る場合

2. 無料ブログサービスを使わないケース

a) ウェブサイトもブログも作らない場合
b) ブログ機能を持ったウェブサイトは作るが、ブログ記事を投稿しない場合
c) ブログ機能を持ったウェブサイトを作り、定期的にブログ記事を投稿する場合

 

1. 無料ブログサービスを使うケース

a) ウェブサイトを作らない場合

アメーバブログ(アメブロ)に代表される無料ブログサービスでブログは開設するが、ウェブサイトを作らない場合には、次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • ウェブサイトと制作する時間と労力(あるいは費用)が節約できる。

 

デメリット

  • アメブロの場合、商品やサービスの販売などの積極的なビジネス利用をしたときに利用規約に違反し、アカウントを削除される恐れがある。商用利用がOKかどうかは、運営会社によって規約の内容が異なります。例えばシーサーブログなどは無料ブログでも商用利用が認められています。

 

  • ブログ上に他社の広告が表示される。広告を消すためには有料のプレミアムプランに加入しなければならないところが多いようです。

 

  • ブログのレイアウトやデザインに制約がある。取り扱っている商品の写真をキレイに並べて表示したり、サービス内容をスライド画像で表示したり・・・といった、オシャレなウェブサイトが使っているような見せ方のテクニックは、無料ブログではほとんど使えません。

 

b) ウェブサイトを作る場合

無料ブログサービスでブログを開設し、別にウェブサイトを作るときのメリットとデメリットは、前回の記事で紹介したものも含めて、次のようになります。

メリット

  • 何の制約を受けずに、ビジネスの紹介や商品・サービスの販売が行える「場」を作ることができる。

 

デメリット

  • 無料ブログとウェブサイトが切り離されている。商品やサービスに興味を持った人は、面倒でも無料ブログとウェブサイトの両方を訪れなければなりません。また前回の記事でも述べた通り、無料ブログをひんぱんに更新しても検索結果におけるウェブサイトの評価には影響を与えないので、ウェブサイトを作った時間と労力(または費用)が何のリターンも生まない恐れもあります。

 

  • ウェブサイトの作り方によっては、追加の費用や手間がかかる。詳しくは、この記事の後半をご参考になさってください。

 

2. 無料ブログサービスを使わないケース

a) ウェブサイトもブログも作らない場合

前回の記事でもお話したように、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が広まって以降のコミュニケーションの変化において、ウェブサイトもブログも作らずに、SNSだけを利用するビジネスが現れています。

例えば、フェイスブックでの友達ネットワークをフルに活用して集客とオファーを行い、個人アカウントでの投稿をブログ代わりに、ビジネス用のフェイスブックページをウェブサイト代わりに使うようなケースです。

あるいは飲食業の場合、食べログホットペッパーにさえ載っていればいい・・・という理由で、ウェブサイトもブログも作らないというご判断をされるケースもあります。

メリット

  • ウェブサイトとブログを制作する時間と費用が節約できる。

 

デメリット

  • SNSのユーザー以外に商品やサービスを広めることが難しい。数万〜数十万単位のフォロワーがいるならともかく、限られたネットワークの中だけで情報発信を行い、ビジネスを広げていくことにはやはり無理があります。

 

  • お客様に自分たちのメッセージを伝えることが難しい。食べログのように他社が運営している媒体では、自分たちの伝えたいことを伝えるのは難しいのが現実です。商品やサービスに対するこだわりなどの「生の声」を直接お客様にお伝えするには、やはりウェブサイトやブログなどのオリジナルな媒体を持つのが理想です。

 

b) ブログ機能を持ったウェブサイトは作るが、ブログ記事を投稿しない場合

商品やサービスの紹介ページ、会社案内、代表者からのメッセージ、お問い合わせフォームなどの標準的なページ構成でウェブサイトを作成しますが、ブログはやらないというケースです。

この目的では、WixJimdoなどのシンプルなホームページ作成サービスがよく使われます。

メリット

  • インターネット上に、ビジネスの「看板」が手に入り、検索結果からウェブサイトを訪問してもらえる可能性がある。

 

  • ブログ記事を制作する時間と労力が節約できる。

 

デメリット

  • 会社名や商品名などを含む独自ドメイン(インターネット上のアドレス)を使う場合、ホームページ作成サービスの有料プランに申し込む必要がある。

 

  • 検索エンジンに、ウェブサイトの価値が「低い」と判定されるリスクがある。現時点のGoogleのアルゴリズムでは、作ったウェブサイトの内容を更新せずに放置しておくと、ウェブサイトの価値が低いとみなされ、検索結果の上位に表示されなくなる可能性が高まります。

 

  • ウェブサイトを訪問した人に、ビジネスをアピールする機会を失う。たとえ件数が少なくても、定期的にブログ記事が投稿されていれば、ウェブサイトを訪問した人がそれらの記事を読んで、取り扱っている商品やサービスについて「さらに大きな関心」を持ってもらえる可能性が生まれます。ブログをやっていなければ、そのようなプラスアルファのチャンスが失われます。

 

c) ブログ機能を持ったウェブサイトを作り、定期的にブログ記事を投稿する場合

先に挙げたような標準的なページ構成でウェブサイトを作成し、同時に同じウェブサイト内でブログを運営するケースです。

既に紹介済みのWixJimdoなどのホームページ作成サービスは、元々ブログを制作する目的で作られたプログラムではありません。そのため、ブログの記事数が増えてくると管理しづらくなるという欠点があります。

そのため、この目的では、お名前.comなどのドメイン登録サービスを利用してドメインを購入し、エックスサーバーなどの業者からサーバーをレンタルして、そのサーバー上でWordPressに代表されるコンテンツ管理システムを使ってウェブサイトを作成することが多くなります。

メリット

  • インターネット上に、ビジネスの「看板」が手に入り、検索結果からウェブサイトを訪問してもらえる可能性がある。

 

  • 内容の濃いブログ記事が増えてくることで「価値の高いウェブサイト」と評価される可能性が高まり、検索結果で上位に表示されやすくなる。

 

デメリット

  • ドメインを購入したり、サーバーをレンタルする費用が必要になる。

 

  • ドメインやサーバー管理などの基本的な知識が必要になる。

 

  • ブログ記事を制作する時間と労力が必要になり、WordPressの操作に慣れる必要もある。無料ブログサービスでも操作に慣れなければならないことは同じですが、WordPressはより多機能なプログラムになるため、より多くのことを覚える必要があります。

 

  • WordPressで制作したウェブサイトのデザインを変えるのにプログラミングが必要になる。無料ブログサービスと同じように、WordPressでも無料で使えるデザインテンプレートがたくさん揃っていますが、そのカスタマイズにはプログラミングの知識技能が必要です。

 

ウェブサイトの制作とシステム面でのメンテナンスを外部の業者に依頼することで、これらのデメリットの大半を解消することも可能です。

なお弊社では、コミュニケーションデザイン業務の一部として、WordPressによるコンテンツ管理の操作マニュアルの制作も行っております。

 

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基本的な選択肢について、ざっとメリットとデメリットを整理してみましたが、

ウェブサイトとブログ、そしてSNSを加えて、実際にどのようなお客様向けのコミュニケーションを行っていくのかは、事前のプランニングと全体設計、そして定期的な効果測定と方針の見直しが欠かせません。

弊社のコミュニケーションデザイン業務では、それらを含めた全体的なサポートもご提供しておりますので、お気軽にご相談ください。